耳穴式補聴器の装用時のちょっとしたズレ
耳掛け式補聴器の場合だとマスクを外す際にほぼ確実にチューブが引っかかり落下してしまうので普段マスクをする機会が多い人には不向きです。その点オーダーメイド式耳穴補聴器はお客様の耳穴の形状に作ります。ですのでぴったりと収まるのでハウリングもしにくくなりますし、マスクは関係ありませんし、落下もしにくいです。
それでも気を付けていただきたいのはきちんと耳穴に収まっているかどうかです。自分の眼で確認することはたとえ鏡を使ってもできにくいです。感覚で覚えていただくしかありません。
この方は購入して2週間後に調整のためにご来店いただきました。写真左がご来店時の状態です。耳穴に対してちょっと右に回っているのがお分かりでしょうか?正しくは写真右のように補聴器本体がまっすぐでないといけません。
これを目視で確認するのは難しいのですが、お客様に耳穴に入っている感じが違うかどうかを尋ねると右の方が奥まで入っている感じがするとおっしゃいました。
そう、その感覚を覚えてくださいね。
最初は難しく思うかもしれませんが、毎日装用するうちにすぐ慣れると思いますのであまり気にしなくていいですよ(^^)