セル枠の鼻盛り
セル枠は鼻パットが固定されているものが多いです。日本人向けに作られているのはいいのですが、欧米向けに作成されたセル枠はほとんどの日本人に向きません。
というのも欧米人の鼻根部(鼻の付け根)はとても高く、鼻パットがなくてもメガネがちゃんと収まるのですが、日本人の場合鼻根部が低いのでフレームが収まら下がってしまいます。
今回僕がメガネを新調しようと思っているのですが、そのフレームはスペインのブランドでアジア向けの商品は作っていません。なのでそのままではとてもじゃないが平面顔の僕には収まりません。今回はそれを修正することをブログに書くのですが、なんと修正前の写真撮影を忘れてしまいましたので、ちょっと合成してみました。

ウエブカタログからダウンロードした画像と合成しているので不自然ですが、こんな感じでした。フレームの下端はほっぺたについてしまっているし、このままでは使えません。
そこで鼻盛りという加工をします元々あった申し訳程度の鼻パットを削り取り、あたらしいクリングス(金属)つきの鼻パットに修正しました。

こんな感じ。もともとはちょっとした突起しかなかったのですが、クリングス付きにすることで高さを稼げます。これでかけると


フレーム下端がほっぺたにつくこともなく、高さも適正になりました。
この作業は有償になりますが、ご要望があれば承ります。ただし新品、あるいは新品同様のフレームに限ります。