指輪の修理

今回預かった指輪はサイズが合わなくなった、石が外れたなどではなく、指輪本体の裏が切れた、です。

裏というのは指輪を指にはめたとき手のひら側のことです。裏側にきれいに直線で指輪が切断されている場合、これは以前のサイズ直しをしたロウ付けされて部分が弱くなり切断された痕です。いくら上手にサイズ直しをしても長年使用しているとどうしてもロウ目が出てきて最後には切断されます。

これは決して珍しい事ではなく、ちょくちょくありますのでご心配なく。

話はそれますが最近のAI技術はすごいですよね。これはいつもと同じ方法で撮影ししましたが、AIで背景をシルク調になるように指示したらこんなのになりました。すごいと思いません??

この写真はもう修理した後の画像ですがもともと真裏に縦に亀裂が入っていました。サイズは現行のままでよかったのでそのまま再ロウ付けしています。

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