新兵器導入(^^;)
中近レンズを知っている方もずいぶん増えたと思います。
遠近両用レンズのメインは遠方。つまり3メートルより先が見える度数がレンズの上半分に入っていて、中心部から下方に行くにつれて焦点距離が短く、つまり手元にピントが合うようになります。
一方中近のメインは2~3メートル先でそこからレンズ下方に向かって手元にピントが合うように度数分布されています。3メートル先はぼやけます。ですが、その分中間~手元がとても広範囲に見えるようにレイアウトされています。
こんなことを文字やイラストで説明されてもピンときませんよね。百聞は一見に如かずです。そのためのアイテムがようやく届きました。
これは手元からデスクトップのモニターくらいの距離の見やすさがどのくらいかを確認するためのツールです。わざわざこんなものを使わなくても新聞を広げたら分かるのでは?とお思いかと思います。確かにそうかもしれません。でも実際のモニターで見るような文字は絵の方が確認しやすいのも事実です。
写真では僕が遠近メガネをかけていますが、実際は視力測定用の仮枠に遠用度数を入れた状態で遠近や中近のテストレンズを入れ替えて見やすさを確認していただきます。
60歳を過ぎた方なら遠近と中近を入れ替えると「お~っ」と声を出されます(^^) 違いがはっきりと分かるからです。逆に老眼初期の、55歳くらいまでの方の場合は違いが分かりにくい場合もあります。
年齢はあくまでも目安です。50歳の方でも違いが分かる場合があります。ケースバイケースですね。違いが分かった場合は遠近と中近のメガネをかけ替える方が眼は楽します。違いが分からない場合は遠近だけでもいいかも。正直かけ替えるって面倒ですもんね^^;