遠視系レンズの注文

老眼になるまでメガネ要らずだった方はほぼほぼ遠視です。そんな方は50歳を過ぎたあたりから遠近両用メガネをかけるようにまりますが遠視の場合、レンズを注文する際、度数とフレーム形状を一緒に送るとそのフレームに収まる範囲でフチ厚が最も薄く、軽くなるように別作します。

上の写真は納品直後のレンズです。通常レンズは真円で納品されます。写真の赤丸ですね。でも写真のレンズは上下が足りませんよね。

通常メガネフレームは上下幅より横幅の方が広いです。逆に言うと上下幅に対してはそんなに大きな円ではないのです。そこで横方向の直径と縦方向の直径で違う大きさの円を元にレンズを作るとこのように仕上がってきます。仮に真円で納品されると上下を多く削ることになります。遠視レンズは中心にいくほど厚みの増す凸レンズですので削るほどその分厚みが出ちゃいますが、このレンズだと必要最低限の厚みで仕上げることができます。

さりげなく薄く軽くなるように注文しているのですよ(*^^)v

これは老眼鏡などの単焦点でも同じことが言えます。ただし別作ですので1週間かかります。当日や翌日お渡しの場合は納期的に間に合わないので在庫レンズ=真円レンズで加工します。当店の場合は基本1週間待っていただき少しでも薄く軽くなるようにしています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA