丸メガネにレンズを入れる際の注意点
時々ではありますが、真円のフレームをご希望の方がいらっしゃいます。まあそれはそれでいいのですが、加工の際は気を付けないといけません
というのもレンジ形状が真円、あるいはそれに近い形状の場合どの方向にもレンズがフレームに収まってしまうことです。
ふつう、どこかに角っぽいところがあるためレンズを入れる方向がずれることは少ないのですが、丸だとそうはいきません。そのためちょっとひと手間かけないといけません。
上の写真は累進レンズの場合です。累進レンズの場合、レンズの垂直方向中心の鼻と耳側に隠しマークと言って基準点になるマークがうっすらと入っています。写真では分かりにくいでしょうか、黒ペンで点を記していますがこの点が基準点です。
これが水平になっているかをきっちりと確認しなければならないのです。写真では撮影角度が悪いので水平になっていないように見えますが、ちゃんと水平になっています(^^;)
これを確認せずに適当にレンズを入れ込むとぜんぜん見えないレンズになってしまうので注意が必要です。
まっ、これはお客様が知るべき点ではありませんが、ブログネタとして書かせていただきます。ご了承ください(*^^)v