補聴器の修理
今回は補聴器の修理を承りました。
当店でお買い上げいただき6年以上たちます。お仕事もされているのでずっと使っていただいています。両耳装用されており左右どちらも同程度の難聴度。今回は右が故障しましたが、できるまでは左の片方だけでしのいでおられました。
修理中代替品をお貸ししてもいいのですが、代替品は耳掛け式しかありません。この方は補聴器をしているのをできるだけ知られたくないので耳掛け式はNGなんです。仕方がないですね^^;
この耳穴式補聴器ちょっと形状が変わっています。
本体から何やらコードがでていますよね。じつはこのコードの先が音を拾うマイクとなります。補聴器本体は耳の穴に入れ、マイクは耳穴上方のくぼみに収まるようになります。
こうすることで自然な指向性、音がこもらない、ハウリングがしにくい、風切り音の減少などの効果があります。次回の溝に沿って配置されるので目立ちもしません。またマイクを外に出すことで補聴器本体を小さくすることができるので高度難聴の本体が大きいタイプでも小さくすることが可能です。
電池式の耳穴オーダーメイドが主流だったころはちょくちょく出ていました。