Yesのライブに行ってきました
Yesってご存じですか???
1969年にデビューしたイングランドのプログレッシブ・ロックグループです。地味です。正直地味です。でも僕は71年の「こわれもの」翌年の「危機」にハマりそれ以来じみ~に好きでした。
このグループは頻繁にメンバーチェンジをしていましたが特にギターのスティーブ・ハウ、キーボードのリック・ウエイクマン、ボーカルのジョン・アンダーソン時代はとても好きでした。
プログレといえばELPやキング・クリムゾンなどが王道。Yesはちょっと外れているかな?僕は勝手に綺麗なロックという位置づけをしています。ジョンの透き通るような歌声、スティーブのスタッカート気味のクリアなサウンドそれに流れるようなリックのキーボードが絶妙にマッチしていました。
2年前にも来日していましたがこのときは何とも思わなかったのですが、今回は妙に行きたくなり行ってきました。
とは言っても現メンバーではスティーブしか残っていませんし、そう期待もしていませんでした。
場所は大阪NHKホールです。初めて来ました。入ってそうそうやられました。
会場は4階なのですが、案内板が・・・ホワイドボードにマジックの手書きですよ・・・おいおい、大御所にこれでいいんかい!
このホールのキャパは1400名ほど。フェスティバルホールが2700名ほどなのでその半分くらいの小さなホールです。でも小さいなりに良いことがありました。
そう、入り口入ってすぐにPAが!!
さすがにこのキャパならこれで事足りるのかと思いました。写ってはいませんが左側には照明の制御セットもありました。僕はこのPAにも興味があり、ライブが始まるまでしげしげとこのセットを眺めていました。なんならライブもこの後ろで見たかったくらいです(^^)
始まってすぐに僕の悪い期待は木っ端みじんに砕けました。
すごい!とにかくすごい!元々テクニシャンの集まり。その上リズム隊(ドラム、ベース)が若返っており、とにかくリズムが良い!プログレは変拍子が多くリズムが取りにくい曲が多いですがこのふたりの音はとてもノリが良く元気でした。
音楽は主メロが目立つのですがベースの音がしっかりしていないとせっかくの主メロも台無しになります。それを全く感じさせませんでした。
その上でハウ先生のギターが炸裂です。ブライアン・メイと同じ御年77才。元気でした!少し前にドゥービー・ブラザーズのライブも観ましたがすみません、格が違いました!ボーカルのジョン・デイヴィソンはジョン・アンダーソンに比べると透明感がなかったようにも聞こえますが全く問題なかったです。
いや~、良かった!本当に良かった。