コンタクト常用のお客様のメガネ
いつもお世話になっている50代前半の女性、Sさま。この方は強度近視で老眼です。老眼になるまでは遠くが見えるコンタクトレンズ(以下CL)で近くも見えていたのですが、この年齢になるとそうもいかない・・・そこでCLは近くが見える度数にして、遠くを見るときはCLの上からゆるい近視のメガネをかけておられます。
この使い方、僕はとってもオススメだと思います。以前から近視でしたのでメガネをかけることに抵抗はありませんからね(^^)
Sさま。色んな状況用のメガネをお持ちです。
CLを外している場合の
- 遠くが見えるメガネ
- 3メートルくらい先が見えるメガネ
- 近くが見えるメガネ
CLをした状態で(Sさまはこれで中間~近方がまあまあ見えている)
- 遠くが見えるメガネ
こんな面倒なことをせずに遠近や中近を使えば良いのでは??と思われる方もいらっしゃるかとは思いますが、そうはいかないのです。
文章にするのは面倒なので簡単に書くと遠くが見える度数と近くが見える度数の差が単純に老眼の度数差だけではないからなのです。う~ん、分からないか。
遠くを見ているときの眼の位置と、近くを見るときの眼の位置が激しく変わるのでその点を考慮するにはそれぞれ専用の眼鏡が必要になるのです。まだ無理か。まあこのくらいにしておきます(^_^;)
とはいえこれも50台前半なのでできるワザですが、55才以上になると更に細分化しないといけない???

今回はCLナシの近用メガネを作りました。
フレームはAKITTO。とてもおしゃれなフレームです。