補聴器の装用効果をしらべる
当店で補聴器をお買い上げ頂いた場合、適当なタイミングで補聴器をしたらどのくらい聞こえが改善されているかの客観的測定を行います。
補聴器をして「聞こえますか~?」とたずね「はい、聞こえます」と答えられたらOK。これではやっぱりマズい。
今回の例は、お買い上げ頂き2週間ほど試された後の測定です。

グラフ横軸・・・周波数(音の高さ)数字が大きいほど高い音になります。
グラフ縦軸・・・音の大きさ。
△・・・裸耳、補聴器をしていない
▲・・・装用耳、補聴器をしています
この測定はその人が聞こえる一番小さい音がどの程度かを色んな音の高さ別に測定します。
下にいくほど大きな音で反応しているので聞こえが悪いという意味です。
たとえば基準となる1000Hzという音の高さでは裸耳では70dB の大きさでないと聞こえなかったのが補聴器をすると40dBで聞こえるようになっています。
優秀ですね(^^)
実はこの方は今までにも補聴器経験があり、補聴器の音になれていらっしゃいます。なので初期フィッティングからそれなりの音を入れても大丈夫な方でしたので購入後2週間でこのような良い結果になっています。
これ実は続きがありまして、言葉の聞き取り具合の測定も補聴器ありなしで行っています。その結果は次回のブログに書きますね。