補聴器適合に関する報告書

お客様が補聴器を検討する際に、まず耳鼻科に行かれる方がおられます。これは非常に良いことで聞こえが悪い原因が疾病ではなく、単純な難聴かどうかを診断することはとても重要だと思います。

とはいえ9割以上の方は「年齢ですね~」で終わるのですが、それはそれで他に病気が無かったことが分かっただけでも良しとします。

そして耳鼻科の先生から診療情報提供書を持参してご来店なさるか違います。これはお医者さんがこの人には補聴器が必要であること、その人の聴力データなどが詳しく書かれている書類です。

これを受けた僕たちは報告書を書きます。

どんな補聴器を選び、どんな調整をし、その結果どの程度難聴が改善されたかを診療したお医者さんに報告するんです。

これがフォーマット。これを書き上げるには納品してすぐのデータでは無くある程度装用してより快適に聞こえる調整を施した後のデータを書くべきだと僕は思っています。特に初めての補聴器の方の場合納品時の調整は聞こえの目標より低い場合が多いからです。補聴器購入直後の第一の目的は「補聴器に慣れる」でありいきなり快適な聞こえを目指すのではないからです。

今回も納品から約2ヶ月後のデータをお送りしました。その間2回ほど調整を変更し、より聞こえるようにしています。その結果、装用効果測定もまずまずの値でしたので良いかと。

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