10金ネックレスのロウ付け
K10のネックレス。お子さんが引っ張って切れてしまいました。よく聞く話です(^^)
切れた写真は撮り忘れましたがチェーン真ん中あたりでブッツリと切れていましたが無事きれいに直りました。
K10は地金の約55%が金、残り約45%が他の金属(割金と言います)の合金です。一般的に割金が多いほど融点、溶ける温度が高くなります。K10も同様でK18に比べ融点は上がります。
ロウ付けするためには切れた部分をバーナーで高温にします。このように細いネックレスの場合、温度を上げすぎるとすぐに熱が伝わり糸くずの先に火を付けるとすぐに火が回るのと同様な現象が起きやすいのでK18に比べ慎重にしなければなりません。
当店がお願いしている職人さんはとても上手です。いつも綺麗に仕上げて頂いています。ホント職人さんでも上手い下手は正直あります。