ダイヤのリフォームを承りました
年明け2月にあるおめでたい席に指輪としてしていきたいとダイヤのルース(裸石)をご持参なさいました。
なんでも20年ほど前にご主人がヨーロッパへの出張土産として買ってきてくれたそうです。オランダかベルギーだそうです。
そうなんです。ベルギーは世界的に有名なダイヤの研磨工場が多く存在する国です。しかも入っているケースがすごい。

こんなルースケース見たことない(^_^)
中央にある黒い四角。実物は金色でよーーーーく見るとダイヤの詳しいグレード、サイズがプリントされています。10倍ルーペで一生懸命見たのですが、見えませんでした(^_^;)
0.53ctのI.F。I.Fとは内包物(不純物)がどれくらい含まれているかを判定するクラリティ・グレードでインターナリ-・フローレスと読み、全く内包物がないFL(フローレス)の次のランク。基本市場に多く出回る最上位クラスはVVSクラスと言われますがさらにその上です。さすが本場ですね。
ついでながらVVSはベリー・ベリー・スライトリー・インクルーディッドの略で口頭ではブイ・ブイ・エスとそのまま言います。
もう一つ表記されているのはカラーでDカラーが最も無色透明で色が付くほどにE,F,G・・・Zまであります。ジュエリーではまあ悪くてJかKカラーまでかな。
なんだかダイヤ鑑定の説明になっちゃいました(^^ゞ
デザインはほぼ決まったのですが問題は2月初旬にお納めすることができるかどうかです。これを描いているのは12月22日の日曜日。明日さっそく工房に問い合わせしなくっちゃ!