ニューズレターの感想を頂きました!

年に4回、日頃お世話になっている方々へ「きらきら淀屋つうしん」としてニューズレター(NL)を送っています。今回は僕の大学4回生の思い出を書きました。

近大生ではあるのですが、卒論研究のために阪大の工学部に1年間お世話になり、悪戦苦闘の実験だったことを書きました。これを読んで元大学教授であるTさまがご来店。そのことについてお話を頂きました。

今はずいぶん変わったのでしょうが、当時の阪大は教授は何も教えてくれない。何でも自分で解決する。そんな風潮でした。後で分かったのですが僕が阪大に行っていたのと同じ時期にTさまは阪大薬学部の助手をされていたのでその風潮はよ~くご存じでした。同じ空気吸ってたんだ~!

NLにも書きましたが僕が実験に使う装置は設置以来ほぼ誰も使ったことがない装置でどうやって動かすのかを教授に聞いたところ、「それも君に調べてもらうんや」と言われびっくり仰天でした。僕がしたい実験はその装置を意のままに動かせることが大前提。なのでまずはその装置を使いこなせるようになるのが命題でした。結局それは夏までかかり、本格的な実験は秋からになってしまうのです。

でもTさま曰く、それが阪大や。自分で何でも解決する。Tさまは他の大学でも研究されているのですが、他の大学では教える事が主になってしまいそれは学生の研究意欲を削いでいることにもなると。

僕は人生で大切なことは「問題解決能力」と思っています。人生である問題が起きたとき、それをどうやって解決するのか。そのためには何をしないといけないのか。これらを冷静に判断し行動することが大事だと思うのです。

今考えてみるとその思いになったのはこの4回生の1年間があったからではないかと思います。

そりゃね、当時はそんなこと思っている余裕もなく失敗の連続で悩み、試行錯誤の連続でした。そうした中でようやく思い通りに実験ができるようになり満足感を得ました。まあ本格的な実験もこれまた失敗の連続で考え抜くことになるのですが・・・

でもそのおかげで自分も成長できたと思っていますし、今となってはとても良い思い出です(^^)

そんなことをTさまと話をさせて頂き、共感できたのでとても嬉しかったです\(^o^)/

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