近々レンズ、近用ワイドレンズのレイアウト

先日は中近レンズのレイアウトをご紹介しましたので今回は近々、近用ワイドレンズのレイアウトを説明いたします。

前回同様、レンズ加工する直前の工程です。写真上部に実際のレンズ、下方部にレイアウトを含んだ画面がでています。

白線の楕円形が今回いれるフレームの形状です。レンズ中心よりやや下方に丸印がありますが、ここが近方が一番見える場所です。通常眼前40センチくらいにピントが合っています。そしてそこよりレンズ上方に移動するとピントの合う位置が少しずつ離れていき、赤丸で示しているところで最終度数になります。ここにはレンズのタイプによって-1Dや-1.5Dなどになります。これはピントの距離でいうと眼前1メートルか75センチになります。

つまりこのレンズを入れたメガネで正面視をするとおよそ眼前50～80センチにピントが合うのでデスクトップパソコンやノートパソコンに快適になるのです。レンズ下方は40センチほどにピントが合っている部分が広いので書類やスマホはばっちり見えます。

とても便利なレンズです。デスクワークを長時間するには最適のレンズだと思います。