【後ろ向きだったお母様が180度変わった瞬間】試聴器を外して気づいた「心の安心」と、テレビの音量が60から40へ下がった驚きの効果

【娘様からの「認知症予防のために」というお電話がきっかけでした】 「父が他界してから、89歳の母は一人暮らしをしていまして。まだそこまで耳が悪いわけではないと思うのですが、最近の研究で『認知症の原因の第1位は難聴(聞こえにくさ)』だと知りました。母に惚けられてしまっては困るので、今のうちに補聴器を勧めたいんです……」 そんな切実な想いが込められたお電話を、娘様からいただいたのが始まりでした。 実はお電話の際、娘様から「知り合いが高い補聴器を買ったけれど、うるさくて結局使っていないという話をよく聞くのですが、その点は大丈夫ですか?」というご不安な質問もありました。

私はいつも通り、自信を持ってお答えしました。 「当店では、補聴器をお渡しして最初の1〜2ヶ月間は、音に慣れていただくためにあえて本来の目標よりもわざと小さめの音量(7〜8割程度)からスタートします。うるさいと感じることはありませんし、耳が慣れてくるのに合わせて少しずつ目標の音量に近づけていきますので、最初からうるさくて使えなくなるということはないと思いますよ!」 その説明を聞いて娘様も深く安心され、後日、お母様と一緒にご来店いただくことになりました。

【Gemini(AI)の紹介と、電話対応の良さで当店を選んでくださいました】 ちなみに、数あるお店の中からなぜ当店を選んでくださったのか伺うと、娘様が「新大阪周辺で信頼できる補聴器屋さんを教えて」と【Gemini(AI)】に尋ねられたそうです。 すると、当店ともう1店舗が紹介され、両方に電話をして確認したところ、「淀屋さんの方が圧倒的に対応が良くて親身になってくれたから」との理由で、わざわざ足を運んでくださったとのこと。最初の1歩から、すでに素敵なご縁がつながっていたのですね。

【来店時のご本人の様子】「私は聞こえに困っていません」

【試聴器の音量を、お母様の指示通りに優しく合わせていく】 しかし、実際に娘様と一緒にご来店された89歳のお母様は、補聴器の装用に対して非常に後ろ向きで、全く積極的ではありませんでした。 なぜなら、ご本人の中では「私は普段の生活で、聞こえには何も困っていない」という強い自覚があったからです。 それでも、丁寧な聴力測定とその結果を分かりやすくご説明したあと、「まずはどんなものか、一度体験だけしてみましょうね」と、お店の【試聴器】を耳につけていただきました。

最初は驚かれないように、音の出力をかなり抑え気味に設定していたのですが、お母様から「うーん、もう少し小さくてもいいわ」と言われたため、そのご指示通りにさらに音を絞りました。 補聴器は、買ってからが本当のスタートとなる商品です。まずは補聴器から出る「周りの音」に脳を慣れさせることが第一の目的で、聞こえの本格的な改善はその次のステップ。そんな補聴器の育て方について優しくお話ししながら、しばらく試聴器の音を店内で聴いていただいていました。

聴力測定結果を丁寧に説明し、いまの聞こえの程度、補聴器に期待する言葉の理解度などをご理解頂くように努めています

【180度の劇的変化】試聴器を外した瞬間、お母様が呟いた言葉に超感激!

【「あかん、してないと不安な気持ちになる」】 しばらくして、体験を終えるために「それじゃあお母様、一度補聴器を外してみますね」と、耳から試聴器をそっと取り外しました。 すると、次の瞬間です。 それまで補聴器に頑なで後ろ向きだったお母様が、ハッとした表情で、こう仰ったのです。

「あかん、これ、してないと不安な気持ちになるわ……!」

なんと、補聴器をつけている状態の方が、心からホッと安心できると仰るのです。私はこのお母様の素直な言葉に、心の底から超感激してしまいました。

【楽しかったはずの家族旅行。帰宅後に3日間寝込んでしまった理由】 お母様の心が180度変わった理由、それはお母様からその後伺った「先日の家族旅行」のエピソードに隠されていました。 お母様は、自分のためにお金を使うよりも「孫に何でも買ってあげたい、お小遣いをあげたい」と仰るほど、お孫様を心の底から可愛がっていらっしゃいます。 先日も娘様やお孫様たちと一緒に楽しい旅行に行かれたそうなのですが……旅先で娘様とお孫様が楽しそうに会話しているとき、お母様は「何を話しているんだろう」と、一生懸命に耳を澄ませて、必死に言葉を聞き取ろうと頑張り続けていたそうです。

しかし、一生懸命に聞こうとしても、どうしても何を言っているのか細部が分からなかった。 ただただ「必死に聞こうと神経を尖らせる時間」だけが続き、旅行から帰ってきた瞬間、凄まじい疲労感に襲われて、なんと3日間も寝込んでしまわれたというのです。

【脳のキャパシリティ(容量)のお話】 人間の脳が一度に活動できるキャパシリティ(容量)は決まっています。耳が聞こえにくくなると、脳は「音を聞き取ること(聞こうとする努力)」だけに膨大なエネルギーを使ってしまい、記憶したり、楽しく会話を受け答えしたりするための領域が極端に少なくなってしまいます。だから、もの凄く疲れるのです。 お母様は試聴器をつけた瞬間、その「必死に聞こうとする努力」から一瞬で解放され、脳に大きなゆとりができたため、外した途端に脳が再び緊張し、「不安な気持ち」になられたのでしょうね。 この実感を以て、お母様は「私も補聴器をつけたい」と、ご自身の意志で前を向いてくださいました。

【まとめ】注文品を待つ間の嬉しい変化!テレビのボリュームが60から40へ

【まだまだ7〜8割の音量なのに、ご家族からも喜びのお電話が】 お母様からその場で正式にご注文をいただきましたので、新しい補聴器が工場から届くまでの間、お店の試聴器をそのまま試しに自宅へ持ち帰っていただくことにいたしました。 すると翌日、娘様から弾んだ声で当店へ嬉しいお電話が届いたのです! 「淀屋さん、母が補聴器をつけて自宅で過ごしているのですが、今まで【60】くらいの大音量だったテレビのボリュームが、なんと【40】にまで小さくなったんです!本当に家族みんなで喜んでいます!」

何度も書きますが、今の音設定はお母様の耳を慣らすために、私たちが目標とする利得の「7〜8割」しか音を出していない状態なのです。 それなのに、すでに生活環境やご家族の快適さにこれほど大きな素晴らしい変化が出ているなんて、本当に職人冥利に尽きます。お母様のこれからの毎日が、どれほど明るくおしゃべりに満ちた豊かなものになっていくのか、今から出来上がりのフィッティングの日が楽しみで仕方がありません!

宝石・メガネ・時計・認定補聴器専門店「淀屋」 1958年創業。大阪・淀川区で「お客様の人生を豊かに、楽しくしたい」という想いを大切にしている専門家夫婦です。一級技能士としての精密な技術と、真由美ならではの温かい視点で、あなたの毎日をパッと明るくするお手伝いをいたします。

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