遠近の次は中近
数年前遠近両用メガネをお買い上げいただい60代男性Oさま。いつもきらきらを楽しみにしていると言っていただき、感謝です。
今回はそのきらきらにもよく書かれている中近メガネを作ってみようかとご来店なさいました。
遠近と中近。これは1番見たいところが違う累進レンズです。
遠近のレイアウトはあくまでも遠方(3m~)がメイン。中間、手元は僕に言わせればオマケ程度です。遠くはメガネをかけないと見えない人の場合はとても便利ですが、ふだんの生活にメガネをかけていない人が老眼用に遠近を作ってもあまり意味がありません。だって遠近の近はおまけですから。
一方中近は遠方は少しぼやけます。僕の経験上、遠方視力は2~3割落ちるみたいです。つまりメガネをかけて正面視した場合、遠近だと1.0見える人は中近だと0.7~0.8くらいです。ですが3mより手前から手元の見え方は遠近の比ではありません。めっちゃ見やすいです。
ですのでOさまのように、まずは遠近両用を常用し、手元がやっぱり見にくいなと感じたら中近を作る。この流れが一番自然です。
自然なんですが、実は・・中近を作るともやは中近を常用する人が結構います。つまり遠くはそんなに見えなくていい。その代わり中間~手元が遠近より楽に見えるのでその方が生活しやすいと感じる方が多いのです。
なら遠近を作らないでいきなり中近でいいのでは??と思われるかもしれませんが、これはやっぱり危険。中近を常用している人もいる、であって全員がそうではありません。また旅行に行く、映画を見る、知らない場所に行く場合などはやっぱり遠くが見えるメガネも必要ですからね。



