メガネを再作することもあります
当店は視力測定にこだわっています。それを全く知らずにご来店いただく方も多いですが、いろいろ調べた結果当店に来られる方も少なくありません。
そういう方はやはり「ものを見る」ことに何か違和感を持っていたりされることがあります。で、そういう方を調べるとやはり普通ではないのですね。「両眼で一つのものを見続ける」とても当たり前のことなのですが、それが当たり前にできない方が多いこと!
そんな方にはいろいろ測定して処方します。
その中にはこれで大丈夫だろうと思われる場合が多いですが、これが最善か??と僕自身も悩みながら度数を決定する場合もあります。
メガネが出来上がりお渡しするときはドキドキします。第一声は何をおっしゃる??
「うわ~、めちゃ楽です!」
「見えるのは見えるけど楽かどうかは、よくわからない」
「ちょっと違和感がある」
など、いろいろな感想をいただきます。
「いい眼鏡」の定義として僕は
眼、体に違和感を与えることなく楽にものが見づけることができるのが第一条件でその条件をクリアしたうえで最高の見え方が得られるメガネ。
としています。
とはいえ最初はある程度慣れが必要な場合も出てきます。
そんな場合は1~2週間ほど様子を見ていただき、それでも慣れない場合は遠慮なくいっていただくようにお願いしています。
ここ1か月ほどなかなか手ごわい?眼の方が連続してご来店されました。その中には慣れずに度数を変更しないといけない場合もありました。

このような場合は再作します。もちろん費用はいただきません。
眼が楽になるには10のレンズを入れなければならないがこの方は少しの違和感も感じやすい方なので7や8にしておこう。でも慣れなければ5や6にしなければならない場合もあるのです。
この辺の見極めはなかなか難しいです。視力測定中にある程度の予測はつくのですが、必ず当たるわけでもないです。残念ながら。
今回の方は再作でとりあえずかけられるメガネにはなりました。
もちろん今までのメガネに比べてとても楽にはなっていますが、眼の状態からすればまだ不十分ではあります。当面はこのメガネを使っていただき、数年後にまた違和感が出る可能性があるのでその時はもう少し強めに処方しましょうとお客様にも伝えました。
とにかく!僕のポリシーとしてはかけ続けることができるメガネまできちんとお付き合いさせていただきます。その点はご安心ください。