耳かけ式補聴器から出る音の場所

以前は耳かけ補聴器の音が出る場所は補聴器本体、耳の後ろになる部分の先端にありました。そこから空洞のフック、チューブを音が通って耳の中に入っていました。

このタイプです。このばあい、耳の大きさにより長さを調節する場合はフックから耳栓の間にあるチューブをはさみなどでカットして調整していました。

最近はこれではなく、耳栓の部分から音が出るような構造の補聴器が増えてきました。

このタイプです。このタイプはチューブ内には電気が通る線が入っており、耳栓の部分にスピーカー、音の出るパーツが組み込まれるようになりました。

音の大きさ、専門用語で音圧は距離にめっちゃ関係します。距離が2倍になると音圧は1/4になります。逆に距離が1/2だと音圧は4倍です。つまり音の出る場所が鼓膜に近ければ近いほど出す音を小さくできるのです。その分機械に余裕ができますし、煩わしい環境音の除去も少なくてすみます。

しかし欠点があり、昔のタイプはチューブを適当な長さに切るだけで調整できましたが、このタイプは切るわけにはいきません。だってこの中には電気が通っているのですから(^_^)

そこで各メーカーは長さの違うチューブを用意します。

こんな感じです。撮影時チューブの向きか上手くいかなかったので分かりにくいかもしれませんが、左が長く、右が短いです。写真では2種類ですがだいたいは4種類くらいあります。これをお客様の耳の大きさを見てどのサイズが適当かを調べた上で補聴器注文時に一緒に指定します。

やっかいなのが各メーカーで微妙に差があること。

専用スケールで耳の大きさを測り、サイズを指定するのですが、A社はサイズ通りに注文してちょうど。B社は1つ小さめに注文した方がフィットしたりします。

今回もやらかしちゃいました。耳の大きさがスケール3と4の間の方。短すぎると補聴器が装着できないので長い目の4で注文したらなんとダボダボ(^0^;)

余りすぎても補聴器本体が耳の後ろで収まりが悪くなります。仕方がないので3のチューブを再注文しました。

面倒ですね・・・世界統一規格にしてくれないかな???

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