メガネレンズの拭きすぎには注意しましょう
メガネレンズに傷が付いたのでレンズ交換できますか?とご来店なさる方がおられます。もちろん転んだ、何かにぶつけた、など傷が付いた理由が明らかな場合もありますが、ご本人曰く、「毎日キレイにしているけど、なぜか傷が付いた」。こんな場合もあります。
これ、実はメガネの拭きすぎです。しかも装用していてそのままメガネクロスでゴシゴシ拭く方に多いです。また傷の付き方にも特徴があってメガネに対して横向き(水平方向)についています。
レンズ表面にホコリがついたままメガネクロスでゴシゴシ拭くとレンズに傷を付けているようなモノです。しかもクロスを持つ指先には結構力が入っています。
この写真はメーカーさんのサンプル写真です。本当はこんなに目立ちません。透かしてみると横方向に細かい線が付いたような感じになります。現物の写真を撮ろうとしましたが、上手く撮れなかったのでこの写真で代用します。
メガネレンズを拭く際の理想は
- 流水でレンズ表面のホコリなどを流す
- そのあと、メガネクロスで軽く拭き取る
- そのさい、クロスを持つ力はサンドイッチを摘まむくらいの力で
流水がない場合は・息を吹きかける、・メガネクロスで先ずはホコリをはたき落とす、などで拭く前に少しでもホコリを落とすようにしてください。
メガネレンズはプラスティックです。いくらハードコートしていても傷は付きます。丁寧に使ってくださいね。