認定補聴器技能者

補聴器販売に資格は要りません。各自治体に届ければ販売できます。

ですが、補聴器はとてもデリケートな商品です。老眼鏡が必要な年代の方はおわかりになると思いますが、既製品の老眼鏡と、きちんと視力を測って自分に合った老眼鏡とでは快適さが雲泥の差です。メガネよりも補聴器の方がその人に会った調整をするのはより多くの項目があります。

ですので通信販売等で聴力を調べもせず補聴器を購入するとなかなか満足に使いこなせないことが多いようです。また補聴器販売店で購入したとしても購入してすぐに満足がいく聞こえを得ることは難しいと思います。この辺の理由は後々お話しするとして。

今回お伝えしたいのは補聴器販売スタッフにもそれなりの技量が要ると言うことです。補聴器は売りっぱなしにはできない商品です。私はお客様によく伝えるのですが、

補聴器は購入してからがスタートです

購入後、必ずと言って良いほど調整が必要になります。そんなときにスキルの低いスタッフだとなかなかお客様のご要望にお応えするのが難しい場合があります。でもお客様がどの店のスタッフのスキルが高いのか店を見ただけでは分かりませんよね。

そこで判断材料のひとつに「認定補聴器技能者」の資格を持っているかどうかがあります。これは国家資格ではありませんが、この業界で唯一の公認資格です。取得するのに最低5年。その間講習、実習、レポート提出、実務があり最後に試験に合格して取得できます。取得してからも5年ごとに更新があるのですが、その更新がまた大変。実務での調整をレポート提出。それが程度が低いと再提出。

ですのでこの資格を持っている人が要るお店を探せばまあ大丈夫かと。もちろんこの資格を持っていなくても優秀なスタッフがおられるとは思いますが、客観的に判断できませんからね・・・

認定補聴器技能者証
認定補聴器技能者証 5年に1度更新します

この写真を掲載するのは勇気が要ります。だってなんか犯罪者のような顔してません??実物はもう少しましだと思っています(^_^;

とにかく!日々勉強をして少しでもご満足頂けるよう努力しています。購入されたお客様には

これから一緒により良く聞こえるように二人三脚で頑張りましょう!

といつも言っています。

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