ソーラー電波時計の修理

以前のブログでも書きましたが腕時計の修理の場合ルートがふたつあり、ひとつはメーカー修理。もう一つがあらゆるメーカの修理を引き受ける一級時計技能士(僕たちは職人さんと呼んでいます)に頼むかです。でもこれは手巻き、自動巻のいわゆる機械時計と電池で動くクオーツ時計になります。最近はやりの電波時計は特殊な部品が内蔵されているため職人さんでは無理です。

つまり電波時計はすべてメーカー修理になります。こんな事書くとメーカーさんから怒られそうですが、これもどうかと思うんですよね~。職人さんの場合、部分修理やちょっと特殊な依頼なども割と引き受けてくれるのですが、メーカーに出すと不具合=分解掃除の一点張りで全く融通が利きません。

今回のご依頼分もシチズンのソーラー電波です。光に当てても動かない。裏蓋にはDO NOT OPEN SERVICE CENTER REPAIR ONLYとご丁寧に刻印しています。はい、メーカーに出して分解掃除です。キャパシタ(2次電池)交換だけで動くのかもしれませんが分解掃除です。融通ききません(>_<)

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