【真珠の糸替え】バラバラになったネックレスを元通りに。美しさを左右する「並べ替え」の一手間【新大阪 淀屋】
1. 突然のトラブル、バラバラになった真珠たち
こんにちは、淀屋の瓦林康孝・真由美です。 大切にされていた真珠のネックレス。ある日、糸が切れて珠がバラバラになってしまった……というご相談をいただくことがあります。
先日お預かりしたお客様も、誤って糸を切ってしまい、真珠が散らばった状態でお持ちになりました。一見、どれも同じに見える真珠の珠ですが、実はここから「元通り」にするには、プロならではの根気が必要な工程があります。
2. 康孝の視点:わずか0.5mmの差を見極める「論理的な並べ替え」
私(康孝)は一級眼鏡作製技能士として、普段からコンマ数ミリの世界で仕事をしていますが、真珠の糸替えにおいてもその視点は変わりません。
一般的なアコヤ真珠のネックレスは、実はすべての珠が同じ大きさではありません。「7.0mm〜7.5mm」といった具合にサイズに幅があり、センターが一番大きく、首の後ろ(留め具)に行くほどわずかに小さくなる「グラデーション」で構成されています。
バラバラになった状態から糸を通すには、まずこの「大きさの順序」を正しく復元しなければなりません。
- 地道に選別する:まずは一直線に並べ、一番大きい珠を左、小さい珠を右へと移動させながら、大きさを揃えていきます。
- センターを決める:最も大きくて輝きが良い珠をセンター(中心)に据えます。
- 二列に分ける:センターから左右に、徐々に小さくなるように並べ直します。

一見すると分からないほどの差ですが、この順序が狂うと、首にかけた時にどこか「いびつ」で落ち着かない印象になってしまいます。論理的に大きさを整えるこの一手間こそが、完成時の美しさを決めるのです。
3. 真由美の視点:想い出の輝きを、また身に纏う喜び
真珠を一つひとつ並べ替え、美しく整列した様子を見ていると、バラバラだった想い出が再び一つの形にまとまっていくような、清々しい気持ちになります。
かつて、並べ替えをせずに糸を通してみたことがありましたが、やはり仕上がりはどこか不自然でした。お客様が身につけた時に、パッと表情が明るく見えるように。そして、安心してまた冠婚葬祭や大切な場面で使っていただけるように。
「これでまた、安心して使えます」というお客様の笑顔を思い浮かべながら、熟練の職人が新しい糸で丁寧に仕上げてまいります。
4. 「もしも」の前の、定期的なメンテナンスを
真珠の糸は、使っていなくても経年で弱くなってしまいます。 「そういえば何年も糸を替えていない」「珠と珠の間に隙間が空いてきた」 そんな時は、バラバラになってしまう前に、ぜひ一度淀屋へお持ちください。
★ 真珠の糸替え診断、お見積もりは無料です。 ★ 基本的な糸替えのほか、より丈夫なワイヤーへの変更も承っております。 ★ 他店で購入されたネックレスのご相談も、お気軽にどうぞ。
新大阪・東三国・宮原エリアで1958年から続く淀屋。夫婦二人のアットホームな雰囲気で、あなたの大切な宝物を、今のあなたに一番似合う形へと整えるお手伝いをいたします。

宝石・メガネ・時計・認定補聴器専門店「淀屋」
1958年創業。大阪・淀川区で「お客様の人生を豊かに、楽しくしたい」という想いを大切にしている専門家夫婦です。一級技能士としての精密な技術と、真由美ならではの温かい視点で、あなたの毎日をパッと明るくするお手伝いをいたします。
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