私に補聴器は必要？？
yodoya補聴器に関するご新規のお問い合わせ、または電池交換やメガネの用事で当店に来られ、そのついでにタイトルの質問をされる方、意外に多いです。
むしろ「補聴器ください」とご来店なさる方のほうが少ないかも(^_^)
それくらい補聴器って分からない商品なんですよね。新聞やテレビで１万円くらいから売っているのもあるけど、２０～３０万以上するのもあるって聞くし・・・高い補聴器買ったけど使っていないという人も聞く・・・
聞こえが以前より悪くなっているのは自覚されているようですが、直ちに補聴器がいるかどうかは分からない、あるいは困っていない。と言う方も多いのではないでしょうか。
僕の経験上ではありますが、このような方々はほぼ全員補聴器が必要です。
と言いますのも病気の場合は除きますが、いわゆる加齢により聞こえやすや、聴力は年々衰えることはあっても良くなることはありません。補聴器はメガネほど購入してすぐに慣れるものでもありません。ですので程度の軽い難聴の頃から補聴器に慣れておけば、中等度難聴になっても補聴器になじみやすいのです。ですから慣れるっていうことはとても大事になってきますので早めの補聴器装用をお勧めしています。
それでも悩んでおられる方、まずは聴力測定をしましょう。聞こえの程度を調べることによって補聴器が必要かどうか、また補聴器が有効な耳かどうかが分かります。まずは。まずはご相談ください。まずはこの一歩が大事です。
話はちょっと変わりますが僕は補聴器の接客の際、よく言うのが
一番大事なのはご本人が補聴器が必要と思っているかどうか。
です。ご本人に聞く意志があればある意味もう大丈夫。後は細かい調整をしてより快適に補聴器を使えるようにするだけです。
逆に一番いけないのは
聞こえが悪くなっているのは自覚しているが、困っていない
です。
あえてきつく書かせていただきますが、
困っているのはご本人ではなく周囲の人が困っているのです
呼んでも聞こえているのかどうか知らないが無視をする。はいはい、って返事してたのに全然分かっていなかった。テレビの音が大きくて迷惑。何度も聞き返してくるので話すのが面倒・・・例えをあげるとキリがないです。そうなんです。周囲の人が困っているのです。
ご理解いただけますでしょうか？これに思い当たる節のある方。ここは広い心で
そうか、周囲がそんなに困っているのなら補聴器をして迷惑をかけないようにしないといけないな
と考えを改めていただけませんでしょうか？僕からのお願いです。
ただ補聴器は慣れが必要になるので購入してすぐに聞こえるようになるわけではありません。最初は目標の７０～８０％くらいの音の大きさから徐々に慣れていきましょう。そのお手伝いは僕がさせていただきます。
