耳穴式補聴器

補聴器の納品に関して連投です。

今回は耳穴式です。装着すると正面から見て全く補聴器をしていることが分かりません。補聴器は最近市民権を得てきて、補聴器は隠すものという認識が薄れてきたように思います。

ただ、今回のお客様はまだ60代前半の男性。お仕事もバリバリこなしておられます。そういった方はまだまだ隠しておきたいようです。この方の左耳はほぼ健聴者と変わらないくらい聞こえているので右だけです。

シェル(筐体)の部分が赤色ですが、これは世界共通で右の意味です。ちなみに左は青になります。この方は片耳装用ですが、両耳装用の方で同じようなふたつがあると左右の区別がつきにくいので分かりやすいようにしています。装着すると赤色の部分は全て耳の穴の中に入ってしまいます。

この方残念ながら半年ほど前に購入されたのですが、外出先で紛失されました。各社最上級モデルには紛失保証が付いている場合がありますが、それ以外には紛失保証は付いていませんので実費扱いになります。お気を付け下さいね。

この方、紛失前の補聴器はハウリングがしやすいとのことでしたので今回はちょっと長めに作りました。以前のブログでハウリングについて書いていますが、とにかく補聴器から出る音を耳の外に漏れ出ないようにするのが肝心。今回は全長を長くすることでより外耳道との接地面が大きくなるように変更しました。

もちろん紛失せずとも保証期間内であればシェル再作は無償でできます。今回はたまたま再注文だっただけですのでご安心を(^_^)

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