メガネのフレーム交換

今持っているメガネのレンズを使ってフレームを交換することは可能です。ただしいくつか条件があり

  • 新しいフレームの方がサイズが小さい
  • レンズが使える状態である
  • 単焦点ならほぼ問題ありませんが、遠近などの累進レンズの場合はレンズの位置と目の位置が合わない場合があるので見え方が変わる場合がある

などです。今回は単焦点レンズで上の条件を満たしていたので交換します。ただし、前のフレームと新しいフレームとでほぼサイズが同じなんです。新しい方が明らかに旧枠に比べて小さい場合、レンズを摺る量が多いので加工機でも可能なのですが、ほぼ同じサイズだったばあい加工機ではエラーになり摺れない場合があります。

こんな時は!ハンドパワー。完全手摺りです。

写真上(左)のRやLと書かれているのが新しいフレームの形。そうでないのが交換するレンズです。写真で見る限りどこが違うの?って感じですよね。実際はこのままでは全く入りません。そのため写真下(右)のようにレンズ摺り機で手で少しずつ摺っていきます。砥石はダイヤモンドなのですぐに削れてしまいますのでソフトなタッチで摺るところ、摺らないところを意識しながら、レンズを砥石に強めに押し当てたり弱めに押し当てたりして形を整えます。繊細な作業です。

しかも実はメガネフレームって右左微妙に形が違うのです。なので右が完成して左を摺る場合でも左右対称ではないので摺る量も場所によって変わってきますので慎重にしなければなりません。

いや~、久しぶりの手摺りでしたが、うまくいきました。完成品で見る限りフレーム交換したとは気づきませんね(*^-^*)

写真手前が古枠、奥が新枠です。無事レンズ交換ができました。スマホ撮影は広角レンズなので古枠がかなり大きく見えますが実際はほぼ同じサイズです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA