腕時計電池の液漏れ

以前にも書いた記憶がありますが、今回なかなかひどいパターンの電池交換をうけたまわったのでアップします。

スイス製腕時計に使われている電池はあるメーカーがほぼ独占しています。仮にA社としましょうか。このA社の電池、少なくとも日本で時計が止まったまま放置しておくと液漏れする可能性が非常に高いです。懐中電灯に乾電池を入れっぱなしにしていていざ使おうとすると青い粉が吹いていて使い物にならなくなったという経験はありませんか?アレと全く同じことです。

長時間通電しない乾電池ではまあ生じることは生じますが、このA社の電池に関してはその頻度が多すぎます。

電池抑え板にまで粉が付着しています。どうよ、これ?ひどくないですか?

幸いこの時計は冠婚葬祭用として日々使われることはなかったので粉が機械内部に広がった形跡は見られませんでしたので、きれいに取り除いたら時計は動き始めました。

動きはしましたが、今後どうなるか分からないので様子を見ていただきます。

当店が扱っている電池ではこんなに粉を吹くことはないのですが・・・ヨーロッパに比べ日本は湿気が多いのが原因なんでしょうかね?

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