ジュエリーリフォーム パールリング

今回は比較的手軽にできたリフォームをご紹介します。

お客様がお持ちになったのはプラチナ、南洋パールの指輪です。自分には真珠が大きくて、お悔やみには使いにくいので何か良い案はないかとご相談に来られました。

リング1

いろいろ相談した結果、真珠は後にして、サイドについているダイヤでピアスを作ろうと言うことになりました。

通常サイドのダイヤをピアスにする場合、いったん全部枠から外し、ダイヤに合う台を繋げて作るのが一般的な発想です。ただ今回の場合、写真ではわかりにくいですが三角形のダイヤも含まれていまして、これは使いにくいな・・・となりました。

リング2

この方向から見るとわかりやすいですね。

いったん保留にしていただき、私と職人さんでどの方法が一番良いか相談した結果、

ピアス1
ピアス2

こんな感じになりました。
つまり、リングについていたサイドダイヤの枠をそのままカットし、後ろに芯を立ててピアスにしたのです。

こうすることで、ボリューム感を損なうことなく、しかも経済的にも最初に考えた方法と同じくらいの予算で出来上がりました。

こちらの方が、デザイン的に良いと思いますよね。

全く違う枠を使うリフォームもありますが、今回のように元の台をうまく使うことでむしろかっこよくできた良い例だと思います。
お客様も大変喜んで頂きました。

ありがとうございました。真珠の方はまた考えましょうね(^_^)

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