眼鏡の修理
先日眼鏡を新調されたお客様。それまでかけていたメガネを予備としてもっておくのですが、痛みがひどいので新しい眼鏡をお渡したタイミングでお預かりし整備することにしました。
上の写真2枚は修正する前の状態です。閉じたときのツルの位置が変、鼻パットが茶色くなっている、写真ではわかりにくいですが、先セル(眼鏡のツルの先、耳にかかる部分)が枯れてバキバキ。まあ、今までよく使われていましたね、というくらい変形と汚れがひどかったです。
レンズ、鼻パット、先セルをはずし、ナイロールなのでテグスも取り、まずは洗浄。洗浄後、先セル、鼻パットを交換、テグスも新しくしてレンズを留めます。
そして形の修正。
形は完璧とまではいきませんでしたが、まあまあ水平はでるようになりました。先セルは割れていると髪の毛がひっかかり、かけはずしする時に痛かったりしますが、新品に変えたのでもう大丈夫。鼻パットの汚れははかけている自分は分かりませんが、周りの人が見るとよく分かります。印象がよくないのでこれも交換しました。これでスッキリですね。まあ、あくまでも予備なので常用はしませんが、万一の時でもこれならかけていても恥ずかしくないと思います。(前の状態なら恥ずかしいのか?という突っ込みはなしで(^_^))
余談?ですが、この眼鏡は遠近両用レンズが入っていましたが、グレードが割と低めのレンズが入っていました。今回は中級より上のクラスの遠近両用レンズに変えました。新しい眼鏡をかけて新聞を見ていただくと「おっ、新聞全体が見える。前の眼鏡だと見える範囲が狭くて読む気にならなかったんだよね」とおっしゃっていました。違いが分かるんですよね~。
眼鏡を新調してもそれまでかけていたメガネは予備として必ず保管しておいてくださいね。新調した方が万一何かあっても予備があれば取りあえず何とかなります。