語音弁別測定方法
ぼくが補聴器販売でもっとも重要だと思っている語音弁別測定、別名スピーチオージオ。
さてその方法ですが、通常はヘッドフォンから聞こえてくる「あ」とか「す」という単音を聞こえたとおりに紙に書いていただきます。
使う用紙はこれです。
ところがご高齢の方などで字が上手く書けない場合があり、その時は狭い防音室の中にもう一人入っていただき代筆していただくようにしていました。
これはどうも具合が悪い。そこで考えたのがマイクで話していただきそれを僕がチェックする方法です。
聞こえた単音をその通りにしゃべっていただき外にあるスピーカーで聞く。これだと書いていただく手間も省けますし、すでに解答を書いている測定用紙を用いるので正誤がすぐに分かるのでとても便利。この方法にしてから、ほぼ全てに人にこの方法で測定しています。最初は有線マイクを使っていましたが、今は無線なのでより便利になりました。
ただ、人って聞きづらかったりすると自信のなさから発する声も小さくなりがち。そこは測定前に分からなくても大きな声で言っていただくようにお願いしたり、スピーカーの音量を大きくしたりして対応しています(^_^)