補聴器の修理

補聴器は基本毎日使うものです。通電中、中ではアンプという部品で音を大きくしてレシーバーから出力しています。これって実は大変な負荷がかかっていまして、そのため数年使うとアンプが傷み、音が小さくなったり、機械から発生する雑音が聞こえたりします。

こうなると修理が必要です。

補聴器修理は見積もりが結構大変なんです。アンプを交換するかしないかで代金が大きく変わります。そのため一旦お預かりし、メーカーに見積もり依頼をし、その返答が来たらお客様にお伝えしてするかしないかを決めていただき、その返事を店がメーカーにする・・・これだけで1週間以上かかる場合があります。その間お客様は補聴器なしの生活なんですよね。

今回もそんなご相談でした。令和元年の8月に両耳補聴器をご購入頂き、ほぼ毎日使って頂いていましたが、最近左の補聴器から雑音が聞こえてくるそうです。この場合、上記のような流れになるのですが、今回はベルトーンという会社の補聴器です。この会社は購入5年以内でかつ保証が切れている場合は一律料金で修理ができます。その程度によって3段階の料金体制になっており、今回のような場合はアンプ、レシーバーの不良が考えられる一番高額パターンになりますが、¥24,000円です。これ、とても良心的な価格です。本当にアンプ、レシーバーなどを交換する場合5万円以上する場合もあります。

しかもお客様からお預かりした段階で料金がすぐわかり、価格もそんなに高くない。

これだと直ぐに修理に取りかかることができ、その分お渡し時期も早くなります。とてもお客様ファーストなシステムだと思います。

向かって右が交換修理したパーツ。左が修理完成品です。今回は外装ケースとレシーバーを交換していますね。

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