レンズを注文する際にしている薄型、軽量化

まず始めにこのお話は近視以外の人対象です。近視の人には当てはまりませんのでご了承ください。

遠視や老眼、遠近両用レンズなどでプラスの度数の場合、選ぶフレームによってレンズのコバ厚(レンズ周辺の厚み)が変更できます。プラスレンズはレンズ中心が一番厚みがあり、周辺にいくほど薄くなるレンズです。

上の図は同じフレームですが、左のレンズより右のレンズが小さいのがおわかりかと思います。これ同じ度数でこんなことができるのです。既製レンズだと大きさは決まっているのですが、別作するとそのフレームに入るぎりぎりの大きさでレンズを作ってくれますのでコバ厚がとても薄くなります。

当店ではプラスレンズの場合ほとんどを別作し、少しでも薄く、軽くなるように注文しています。ただ納期は1週間かかってしまいますが。

上の画面は遠近両用レンズで遠くの度数は平面、つまり遠用度数がゼロで老眼度数だけ入っているレンズの注文レイアウトです。

例え遠用度数が平面でもフレームサイズに合うように注文すれば薄くなります。画面黒字が既製品の厚み、青字が薄くした場合の厚み。結構変わりますよね。重さも5.0グラムから3.7グラムに減っています。

どうでもいいことですが、これは実際のご注文レンズですが、眼科の処方箋とはいえこの度数はどうよ??という気がします。考えるの放棄した??

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