ご新規のメガネのお客様

今日の午前、いつもお世話になっているKさまがご婦人を連れてご来店。Kさまは和菓子店にお勤めなんですが、そこで眼のことで困っているお客様がおられたので、ちょっとお連れられたとのこと。わざわざ、ありがとうございます!

この方、Hさまは数年前に徳島からこちらにご夫婦で越してこられたそうです。大阪で白内障の手術をし、近所の眼科で処方箋を書いてもらい、そのメガネを他店で作ったが、どうにも使いずらい。今日もその眼科に行ったけど、これで我慢してくださいと言われた。そんなことを和菓子店で世間話として話したらKさまがここを紹介した、という流れでした。

何に困っているか、今のメガネの度数、使い方、病気の遍歴などを詳しく聞き、視力測定をしました。

結論から言いますと、とても楽に見ることができるメガネをご提供できそうです。数年前交通事故にあい、それ以来モノがダブって見えることもあるそうです。まあそれも問題ですが、その眼科処方箋のメガネの度数を測らせていただきましたが、どうにも理解できない度数でした。なぜこうなる?今日も確認されたのですよね?

Hさまのご要望は1つのメガネで遠くから近くまで見えるようになりたい、というごくごく一般的なご要望でした。それをどこにピントを合わせたか分からないメガネ一つで我慢しろとはどういうことでしょう??

今回は眼科の処方箋がなかったので僕がしっかりと測らせていただいた結果、テストレンズの段階で遥かに今のメガネよりも遠くも近くも楽に見えるとHさまに実感していただけるメガネができることが分かりました。

このブログを眼科関係の人が見たらおそらく激高されます?

メガネの処方は眼科に任せろ!ですか?

一級眼鏡作製技能士の資格ができて以来、メガネの度数決定は絶対に眼科でないとダメ、とは言わなくなりましたが、それでもメガネ店に比べ眼科の圧倒的優位は変わりません。でも現実にこんな眼科もあるのですよ。ほんとに。この眼科の処方箋はこれまでもたびたび、この度数どうよ??と思うことがあります。

片眼ずつの度数、両目でものを楽にみられるか、この辺をきっちり測定することで本当に楽に見えるメガネが出来上がります。

Hさまも自分の眼がどういう状態だったのかを知ることができ、それを解決するメガネが見つかったのでとても喜んでいただけました。もともとはレンズ交換だけの予定でしたが、この際、気分一新でとフレームもお買い上げいただきました。ありがとうございます。

Hさまは当店を出た後、また和菓子屋さんに戻りKさまにあんな親切なメガネ屋さんを紹介してもらい本当にありがとう、と感謝されたそうです。

ありがたいことです。ご紹介いただいたKさまにも責任を果たせました。ほっ。

Hさま、メガネの出来上がりを楽しみにお待ちください!

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